ROMカートリッジ補修 ― 2017年07月30日 14:29
ジャンク品(起動できず)ROMカートリッジを入手した。
端子が汚れているか何かだろうと思い、アルコール+綿棒でこすってみたところ、綿棒が真っ黒に汚れたのでこれが原因か、と早速起動を試行するも全く無反応。(BASICが起動する)
そこで殻割りしてみたところ、端子部分が腐食し断線していた。
腐食は10カ所に及んでおり、基板ごと変色していて何らかの薬液が付着したものと思われる。
で、ちょこちょこと補修してみた。
※補修前の写真撮り忘れた…
変色部分をアルコール+フラックスクリーナーである程度掃除した後、端子部分に薄くハンダでコーティング。
端子からつながるパターン部分を少しだけ削ってパターンを露出し、端子部分からパターンへジャンパを飛ばして強制的に接続。(ジャンパは抵抗の線材を利用)
こちら拡大図。
あまりきれいにはできていない。
ハンダ部分の周りの黒いものが付着していた薬液がはんだごての熱で変色したもの。
なるべく落としたつもりだけど、まだこんなについている。
この状態で電源ONした所、無事起動を確認できた。
しかし、なにが付いていたんだろう?
基板上に電解コンデンサはあるけど、見たところ破裂とかはしていないしなぁ?
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