Aquaero Manual 08-SensorParametor2009年09月27日 19:00

SensorParametor
6つのセンサーのうちの1つを「up」、「down」ボタンで選択し、「set/mode」ボタンを押し、そのセンサーのパラメータ設定サブメニューに入ります。
サブメニューから抜けるには「Back」エントリを選択し、「set/mode」ボタンを押します。


8.1.Sensor name(Sensor name)
Aquaeroの画面上に表示されるセンサー名称。
このメニューエントリを選択すると規定のセンサ名が表示され、変更することが出来ます。

8.2.Startup Temp(Min limit in ℃)
割り当てられたファンが回転し始める温度の設定。
ここで設定した温度以下になると、割り当てられたファンは回転を停止します。


8.3.Maximum Temp(Max limit in ℃)
割り当てられたファンが最大動作しなければならない温度の設定。
ここで設定した温度以上になると、割り当てられたファンは最大速度で回転をします。


8.4.Alame Temp(Alame threshold in ℃)
PCを緊急シャットダウンする温度の設定。
もし、リレーコネクタを他の構成のために使用している場合、それを起動するための温度を設定できる。


8.5.Hysteresis(Hysteresis in K)
簡単に言えば、ヒステリシスはファンの回転開始時と停止時の温度の違いです。
頻繁なファンの回転開始と停止によって、現在の温度が回転開始時の温度の近辺で変動することを防ぎます。
短い期間の間に、ファンの回転の開始と終了を繰り返す場合、この値を増やさなければなりません。


8.6.Set temperature(Reference value in ℃)
ファン動作による目標温度の設定。
センサーに割り当てられたファンに目標温度を割り当てます。
現在の温度が目標温度以下に下がった場合、ファンの速度は低下します。
設定範囲は0℃~100℃。0.5℃単位です。


8.7.Calibration Offset(Sensor offset in K)
温度センサーの補正値。標準値はゼロです。通常、変更する必要はありません。
他のメーカーのセンサーを利用する場合に、調整が必要になる事があります。
温度計算の公式は、次項CalibrationFactorを参照の事。


8.8.Calibration Factor(Sensor Factor)
温度センサーの補正値。標準値はゼロです。通常、変更する必要はありません。
他のメーカーのセンサーを利用する場合に、調整が必要になる事があります。
温度計算の公式:
237+Offset-(44,15-Factor)*In(measured value)(単位 ℃)


8.9.Controller Delay
このセンサに関連付けられたファンが「regulation」モードの時に、この値を利用します。
この設定値で回転数の変化を計算します。計算終了後、再度計算を行います。

この値がより大きい場合、温度センサが取得した温度変化に対してゆっくり応答します。そのため、このセンサに関連付けられたファンはゆっくりと回転速度を変えていきます。一例として、水冷のような温度変化が緩やかなシステムでは、この値を大体20秒位まで増やすことが出来ます。
この値は、主に小さな範囲の温度変化におけるファンの速度変化の効率を決定します。
大きな温度変化の場合、Controller Factorの効果によりすぐさま速度が変化します。
デフォルトは、3秒です。


8.10.Controller Factor
このセンサに関連付けられたファンが「regulation」モードの時に、この値は利用されます。
この設定値は、温度変化に対する乗数として設定します。
大きく温度が変化した場合、即座に回転数の変更を実施します。
この値がより大きいと、温度計が取得した温度変化により強く反応します。
デフォルトは2です。


8.11.Back
サブメニューを終了し、センサー選択メニューに戻ります。

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