AquaeroFirmwareUpdate2009年12月30日 15:46

AquaSuite Ver4.64.00→4.66.00
AquaeroFW 421→422

FWの更新は、
1・AquaSuiteで「aquaero」→「Flash firmware」を選択
2・Aquaero側で「set/mode」を2秒間押す
3・終了したら、PCの電源OFF(ケーブルも抜く)
で完了。

以前より簡単?

Aquaero Manual FirmwareUpdate2009年09月27日 19:23

FirmwareUpdate
注意!
aquearoの全ての機能は、ファームウェアをアップデートしている間、無効化されます。

ファームウェアのアップデート前に、実行中の全てのプログラムを閉じ、aquearoへの電力供給が安定していることを確認してください。電源が十分に供給されている場合のみファームウェアをアップデートは実行可能です!

ファームウェアのアップデートの開始時と、プログレスバーが表示前の計2回、「Set/Mode」ボタンを押してください。ただし、あなたがaquaero LTを利用しているならば、その必要はありません。

aquaeroが待機電力供給を利用している場合は、以下の注意事項を参照してください。
ファームウェアをアップデートする際、リレー使用はaquaeroに永久に保存されます!
リレー使用を変更したい場合、もう一度aquaeroのファームウェアをアップデートする必要があります。


ダイアログの「Ok」ボタン押下後、
本体の「Set/Mode」を2回押す。
Windows画面上にプログレスバーが表示される。
終わるとメッセージダイアログ表示


再起動指示があれば、aquasuiteを閉じ、aquaeroを再起動してください!
Aquaero LTユーザーは、すぐに彼らのAquaero LTを再開するかもしれません。

aquaeroを再起動するためには少なくとも15秒の間PCをシステム終了します。
aquaeroが待機電力供給を利用している場合、PSU自体の電源を最低20秒オフにする必要があります。


Aquaero Manual 12-RelayParametor2009年09月27日 19:16

12.RelayParameters

12.1.Alarm On/Off
この項目では、Alarm機能の有効、無効を設定します。
"Emergency shutdown off"を設定すると、このサブメニューの全ての設定は無効になり、PCの自動シャットダウンは行われません。


12.2.Alarm Off Timeout
警告から実際にPCがシャットダウンされるまでの時間を設定します。
設定しうる値の範囲は、180秒~0秒(即時)、5秒単位です。


12.3.Alarm Events
どのセンサーの警告によってPCの緊急シャットダウンを実行するかを選択します。
センサーごとに有効、無効の設定が可能です。
選択可能な値は
Alarm fan 1
Alarm fan 2
Alarm fan 3
Alarm fan 4
Temperature alarm
Flow alarm1
Flow alarm2
Alarm Level
Water Wave
Pump1 Error
Pump1 Error
です。
選択後、"Back"でこのメニューを抜けます。


12.4.Relay On/Off
リレーのオン、オフを手動で設定します。
この項目を選択すると、リレーの現在の状態を表示します。
「Up」及び「Down」ボタンにより、リレーのオン、オフを選択し「Set/Menu」ボタンで選択を決定します。
リレーがPCの"ATX-Break-Line"に接続されている場合、PCを起動するためにリレーをONにする必要があります。


12.5.Relay Usage
アラーム時のリレー動作を設定します。
アラームイベントによってシステムを終了させようとする場合、この設定によってリレー動作が変わります。
この設定が正しく行われていないと、PCの緊急シャットダウンが正しく行われません!
リレーをmainboardの上の"power button"コネクタに接続しているならば、「power button」を、PSUのATX-control-lineへ接続しているなら、「ATX-Break-Line」を選択してください。


12.6.Alame Time
アラーム時、リレーが何秒間動作するかを設定します。
この設定が正しく行われていないと、PCの緊急シャットダウンが正常に行われない可能性があります!
リレーがmainboardの上の"power button"コネクタに接続されている場合は、この値は少なくとも4秒以上に設定してください。
(デフォルトセッティングは、8秒です)


12.7.Back
サブメニューを終了し、設定メニューに戻ります。


Aquaero Manual 10-FanParametor2009年09月27日 19:01

FanParametor
4つのファンのうちの1つを「up」、「down」ボタンで選択し、「set/mode」ボタンを押し、そのファンのパラメータ設定サブメニューに入ります。
サブメニューから抜けるには「Back」エントリを選択し、「set/mode」ボタンを押します。
入力した値は、操作モードの変更時に保存されます。
その為、一番最後に設定したパラメータが常に有効になります。(温度センサーによるファンの自動制御、手動制御のどちらでも)。

10.1.FanName(Fan name)
Aquaeroの画面上に表示されるファン名称。
このメニューエントリを選択すると規定のファン名が表示され、変更することが出来ます。


10.2.Sensor1(Sensor selection)
選択されているファンに、1~6の温度センサーのうち一つを割り当てます。
一つのファンに2つの異なるセンサーが割り当てられている場合、より速いファンの回転速度を導き出すセンサーが使用されます。


10.3.Sensor2(Sensor selection)
選択されているファンに、1~6の温度センサーのうち一つを割り当てます。
一つのファンに2つの異なるセンサーが割り当てられている場合、より速いファンの回転速度を導き出すセンサーが使用されます。


10.4.SetRpm(Set rotation speed in rev/min)
RPMを利用して、ファンの最大回転速度を設定します。
ファンの回転速度は、最大回転速度のおよそ1/4から、最大回転速度までの範囲を50rpm/sステップで設定することが出来ます。
また、ファンの回転を停止することも出来ます。
Acearoの起動時に、Acearoは接続されたファンの最大回転速度を自動的に測定します。
ファンがRPM計測に対応していない場合、設定は無効になります。
起動後に、ファンを接続する場合は、項目10.6を参照し、RPMを測定してください。Aquaeroに正確なRPMを計測させることが出来ます。
Acearoの起動時にRPMが正確に計測され、出力を調節したあと、Aquaeroはこの設定を元にファンを管理します。
設定された値がファンの最大回転速度に満たない場合もファンはその回転数で動作します。


10.5.Manual(power input)
手動でのファン制御を行います。
ファンに対して入力したPWM-比率に応じた電力を出力します。
入力した値は、グラフィックバーで確認できます。


10.6.Get max rpm(Test maximum RPM)
ファンがRPMによる回転数計測に対応している場合、Aquaeroを再初期化して、選ばれたファンの最大回転数を測定します。


10.7.Calibration Factor(Calibration value in impulses/rev)
ファンのRPM検出に関する較正。ファンが1回転に付き何回の信号を発するかを設定します。
利用するファンによっては、この値を変更する必要がある場合があります。

PCで利用される大部分のファンは、1回転に付き2回の信号を発します。
デフォルト値は、2 imp/revです。ほとんどの場合は、変更の必要はありません。


10.8.Minimum Power(Minimum power in %)
ここでは、あなたは温度で制御するファンの最低出力を設定することが出来ます。
この設定値は、Aquaeroに接続したファンの種類によって意味合いが変わります。
ファンがRPM信号に対応している場合、この値はファンの最大回転数に対する最小回転数をパーセンテージで表します。
この値を調節する場合、まずこの値を1%にセットします。
その後「SetRpm」を設定し、ファンの回転開始時の最低の回転数と最大の回転数を測定します。
その後、比率(最小限の回転数/最大の回転数)を計算し、ファンの最小出力のパーセンテージとして、この値を利用します。

Aquaeroに接続したファンがRPM信号に対応していない場合、この値はPWM比率に対するパーセンテージを表します。
RPM信号に対応していないファンを利用する場合、「Manual」を設定し、ファンが回転可能な最小の出力を測定します。
その後その値を「Minimum Power」として設定します。
デフォルト値は、25%です。


10.9.Control Options(Fan mode)
「linear」と「progressive」、「regulation」の切り替えを行います。
目標温度を利用した温度管理のルールにのっとった動作を開始します。
「linear」と「progressive」:
「linear」:Startup TempとMaximum Tempに比例してFanの回転数が制御されます。(グラフに直すと直線になります)
「progressive」:Fanの回転速度は温度に依存しています。回転速度は低温時非常にゆっくりしていますが、高温に達するにつれ、急速に回転数を増していきます。(グラフに直すとカーブを描きます)
「linear」と違い、「progressive」時にはFanのパフォーマンスは高温域で発揮されます。低温域ではより静かな動作音での動作を行います。しかし、高い温度では、むしろ「linear」よりも速くFanのフルパワー動作に達します。
SensorParametersは以下のものを使用します。
"Startup Temp"、"Maximum Temp"、"Hysteresis"
「regulation」
温度が一定の状態(目標温度)に保たれるように、ファンは管理されます。
SensorParametersは以下のものを使用します。
"Set temperature"


10.10.Use Rpm Signal(Use speedometer signal)
ここでは、ファンの制御をRPMを元に行う("active")か、出力レベルを直接指定する("inactive")かを設定できます
一部のファンのRPM信号は低電力出力で変質してしまい、Aquaeroで読み取れない場合があります。
このようなRPM信号の品質が悪いファンを管理するためには、この値を("inactive")にしなければなりません。


10.11.Hold mini Power(Hold minimum RPM)
この設定を有効にすると、「linear」「progressive」「regulation」の全てのモードで
ファンが停止することがなくなります。
現在の温度がファンの回転開始温度以下であったとしても、ファンは常に最低限の出力で回転し続けます。
この機能を有効にすると、ファンの停止することはなくなります。
また、もしファンが停止した場合も、可能な限りファンを再始動しようと試みます。


10.12.Back
サブメニューを終了し、ファン選択メニューに戻ります。

Aquaero Manual 08-SensorParametor2009年09月27日 19:00

SensorParametor
6つのセンサーのうちの1つを「up」、「down」ボタンで選択し、「set/mode」ボタンを押し、そのセンサーのパラメータ設定サブメニューに入ります。
サブメニューから抜けるには「Back」エントリを選択し、「set/mode」ボタンを押します。


8.1.Sensor name(Sensor name)
Aquaeroの画面上に表示されるセンサー名称。
このメニューエントリを選択すると規定のセンサ名が表示され、変更することが出来ます。

8.2.Startup Temp(Min limit in ℃)
割り当てられたファンが回転し始める温度の設定。
ここで設定した温度以下になると、割り当てられたファンは回転を停止します。


8.3.Maximum Temp(Max limit in ℃)
割り当てられたファンが最大動作しなければならない温度の設定。
ここで設定した温度以上になると、割り当てられたファンは最大速度で回転をします。


8.4.Alame Temp(Alame threshold in ℃)
PCを緊急シャットダウンする温度の設定。
もし、リレーコネクタを他の構成のために使用している場合、それを起動するための温度を設定できる。


8.5.Hysteresis(Hysteresis in K)
簡単に言えば、ヒステリシスはファンの回転開始時と停止時の温度の違いです。
頻繁なファンの回転開始と停止によって、現在の温度が回転開始時の温度の近辺で変動することを防ぎます。
短い期間の間に、ファンの回転の開始と終了を繰り返す場合、この値を増やさなければなりません。


8.6.Set temperature(Reference value in ℃)
ファン動作による目標温度の設定。
センサーに割り当てられたファンに目標温度を割り当てます。
現在の温度が目標温度以下に下がった場合、ファンの速度は低下します。
設定範囲は0℃~100℃。0.5℃単位です。


8.7.Calibration Offset(Sensor offset in K)
温度センサーの補正値。標準値はゼロです。通常、変更する必要はありません。
他のメーカーのセンサーを利用する場合に、調整が必要になる事があります。
温度計算の公式は、次項CalibrationFactorを参照の事。


8.8.Calibration Factor(Sensor Factor)
温度センサーの補正値。標準値はゼロです。通常、変更する必要はありません。
他のメーカーのセンサーを利用する場合に、調整が必要になる事があります。
温度計算の公式:
237+Offset-(44,15-Factor)*In(measured value)(単位 ℃)


8.9.Controller Delay
このセンサに関連付けられたファンが「regulation」モードの時に、この値を利用します。
この設定値で回転数の変化を計算します。計算終了後、再度計算を行います。

この値がより大きい場合、温度センサが取得した温度変化に対してゆっくり応答します。そのため、このセンサに関連付けられたファンはゆっくりと回転速度を変えていきます。一例として、水冷のような温度変化が緩やかなシステムでは、この値を大体20秒位まで増やすことが出来ます。
この値は、主に小さな範囲の温度変化におけるファンの速度変化の効率を決定します。
大きな温度変化の場合、Controller Factorの効果によりすぐさま速度が変化します。
デフォルトは、3秒です。


8.10.Controller Factor
このセンサに関連付けられたファンが「regulation」モードの時に、この値は利用されます。
この設定値は、温度変化に対する乗数として設定します。
大きく温度が変化した場合、即座に回転数の変更を実施します。
この値がより大きいと、温度計が取得した温度変化により強く反応します。
デフォルトは2です。


8.11.Back
サブメニューを終了し、センサー選択メニューに戻ります。