1chipMSXとMegaSCSI(というかESE-RAM)2017年02月16日 23:43

ちょっと思いついて、BlueMSXで128KBのESE-RAMにMEGAINSTして作成したROMイメージを1chipNextorMSXのNextorのROMイメージと置き換えてみた。
1chipMSXを起動したところ、案の上64KBのRAMDISKからDOSが起動した。
ただし、DOSのカーネルが通常のESE-RAM(MegaSCSI?)のものなので、SDカードは使えない。

上記イメージの先頭64KBを1chipMSXのDOS2ROMに置き換えてもRAMDISKを認識しない。
1chipMSX(MEGASD)用のDOS2はSDカード対応している分RAMDISK用のルーチンが殺されていると思ってるんだけど、やっぱりそんな感じなのかな?

とりあえず、セグメント1と7(3F98~とFF98~)の4バイトにRAMディスクの開始バンクやサイズらしきものがあるのは確認したけどそこまで。

1chipMSX (MSX-DOS2) SDHC対応版2017年02月20日 23:05

Nextorではなく、MSX-DOS2(MEGASD)でSDHCに対応してみた。
とりあえず、1chipNextorMSXのソースでBIOSのみ置き換えてみた版をアップ。
SDHCはFAT16フォーマットした4GB以下のパーティションが利用可能。
Nextorで初期化すれば一発だけど、そうでなければ4GBのSDHC準備するのが簡単。

DOS2(MEGASD)のROMのパッチとiplromはこの間のデュアルブート版から作り直してみた。
おかげで50バイト近くコードが減ってスリムになった。

あと、DOS2(MEGASD)のROMはWindows10のFAT16Xフォーマットでもそのまま利用できる模様。

1chipNextorMSXのコードを流用したのでBIOS並び順がオリジナルと違うんだけど
これもオリジナルと同じにした方がいい?

ダウンロードはこちら

1chipMSXと無線LAN(FlashAir)2017年02月24日 21:45


FlashAir 1chipMSX

FlashAir http

FlashAir WebDAV

1chipMSXに無線LAN内蔵SDカードのFlashAirを試してみた。
結果から先に書くと、多少初期化に気をつかうけど、それ以外はあっさり使えた。
WindowsのExplorerからWEBDAVつかってドラッグ&ドロップでファイルコピー、
MSX側でそのファイルをすぐ使う、なんてことが簡単にできる。

いや、話には聞いていたけど、レトロPC使う上ではすごく便利だわ、このSDカード。

以下、使うまでの作業覚書。

買ったFlashAirはW-03の8GB。
8GBなので、規格としてはSDHC。その為、1chipNextorMSXか1chipMSXのSDHC対応版が必要。
(MegaFlashROM SCC+ SDでも多分大丈夫)
念のため、FlashAIR公式サイトからアップデータをダウンロードしファームを最新にしておく。

買ったばかりのFlashAIRはFAT32でフォーマットされている。
元々ある3つのフォルダ(DCIM、GUPIXINF、SD_WLAN)をどこかに退避させておいて、FAT16でフォーマットしなおす。DCIM以外のフォルダは隠しフォルダなので注意。
WindowsでSDカードのパーティション分けはできないので、Windows以外で初期化する必要がある。
せっかくなのでNextorのCALL FDISKで2Gのパーティションを作成。

ここで注意。
Nextorで初期化したパーティションはFlashAIRでは使えないらしい。
その為、作成した2GBパーティションを改めてWindowsでFAT16フォーマットする。クイックフォーマットでOK。
Windows10でもOKだったので、FAT16Xでも大丈夫みたい。
(MegaFlashROM SCC+ SDの場合はFAT16XはNGなのでWin7でFAT16フォーマットにすること)
この状態で退避させておいたフォルダ(DCIM、GUPIXINF、SD_WLAN)をSDカードに書き戻す。

これで準備完了。
あとはSD_WLANフォルダ以下のconfigファイルをエディタで修正してカードを抜きさしするとネットワークから利用できるようになる。

このFlashAirは自宅の無線LANにクライアントとして参加させたかったので、
ステーションモード(APPMODE=5)を指定。
WEBDAVも利用したかったので、WEBDAV=2やUPLOAD=1も指定。
初期化メニューは不要なのでLOCK=1も指定した。

こんな感じ。
APPMODE=5
APPSSID=[SSID名]
APPNETWORKKEY=[SSIDの暗号化キー]
APPNAME=[このFlashAirの名前]
WEBDAV=2
UPLOAD=1
LOCK=1

※この項目以外はデフォルトのまま。

パーティションの先頭にBIOSファイルを配置すればBIOSロードも正常に動作することも確認済み。


4GBのパーティションをFAT16でフォーマット2017年02月25日 10:19

Windowsの場合、GUIでフォーマットしようとすると2GB以上FAT16を選べない。
FAT16指定でフォーマットする場合はコマンドプロンプトで

FORMAT [x:] /FS:FAT

とする。
クイックフォーマットでよければ /Q オプション追加で。

※NEXTORで確保した4096MBのパーティションはFAT16で再フォーマットできなかった。
4000MBならいけるので、ぎりぎりのサイズ指定はしない方がいいのかな?


1chipNextorMSX更新 (Ver1.05)2017年02月26日 10:13

※Nextor利用時の起動時[F9]で内蔵RAMDISKだけでなくSDも無効になってました。
※週末に直します。

Ver1.0.5

・OS(DISKROM)切替機能搭載。
 DIP-SW6 OFF: Nextor
ON: MSX-DOS2
※起動時に[F10]押下でも切り替わります。
※クロックチェンジ(3.579MHz <-> 10.74MHz)は[F12]で行うようお願いします。

・MSX-DOS2のROMもSDHC対応化済み

内蔵RAMDISK512KBはNextorのみ有効です。
SDカードに、NEXTOR.SYS、MSDOS2.SYS、COMMAND2.COMを配置してご利用ください。

BIOSロード機能用のBIOSの並び順は
DISKROM_NEXTOR(128KB)+MAINROM(32K)+SUBROM(16K)+FM(16K)+Dummy1(64K)+KANJIROM(128K)+Dummy2(64K)+DISKROM_MSX-DOS2(64KB)+DISKIMAGE(512KB)

の1MBとなります。

基本的に先日アップロードした「デュアルブート版」から大きく変更はありません。
OS切替をDIP-SWに割り当てたぐらいです。

あと、今回アーカイブには2+BIOS版とPLDファイルも同梱してみました。
PLDでの更新は特に注意願います。

ダウンロードはこちら

※さすがに機能がごてごてし過ぎたか?