ノートPCの修理2017年08月06日 23:10

ノートPC(2011年モデルのVAIO typeC)が壊れた。
症状は画面全体に細かく赤いラインが表示され、しばらく使うとブルースクリーンになってWindowsが異常終了するというもの。
赤いラインは外部モニタにも表示されるし、起動時のVAIOロゴの時にも表示されるので、液晶やドライバ周りではなくグラフィックチップが逝ってしまったみたい。
※このVAIO、グラフィックチップがCPU内蔵ではなく独立しており、Radeonが搭載されている。

とりあえず、データのバックアップ&予備のノートPCにデータ移行を実施。
最低限データの保全が完了したところで、全く画面が映らなくなってしまった。
(起動時のVAIOロゴも表示されない)

ノートPCのチップがいかれたのはどうにも修理なんかできないよね、と思っていたんだけど、どうも自前で修理することもできるみたい。
故障の原因がはんだクラックの場合、リフローすることではんだの状態が元に戻るという理屈。

どうせ買い替えすることになるんなら、と、試しにやってみた。

以下手順

1・分解してマザーボードを取り出す。
2・アルミホイルでグラフィックチップ以外を2重~3重にくるむ
3・オーブン余熱(どうせpbフリーハンダだろうから240度にしてみた。)
4・余熱後90秒加熱(マザーボードは網に乗せてみた。ちなみにガスオーブンなので結構高火力)
5・熱が冷めた後(1時間くらいかけた)、組みなおし。

で、自分でもびっくり、確かに治ってしまった。
ついでに内部(特にファン&ヒートシンク周り)の掃除もできたのでかなり静かになった。
※修理前はファンの排気でホットドリンクの保温ができていた=相当チップに負荷がかかっていた。故障の原因…

こんな方法もあるのか~

注意点
・そもそも直るかどうかは不明(原因による)。とどめを刺す可能性の方が高いことに留意。
・加熱後のマザーボードはかなり臭い(プラスチック部品が原因と思われる)。換気は十分に。
・組みなおし時、部品を一つ飛ばしてしまった(おかげで無線のON・OFFができない)。当然だけど分解、組み立て時は十分注意のこと。


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