SCART-HDMI変換アダプタ2017年04月30日 22:03

昨年9月にテレビが壊れ買い替えたところ、新しいテレビにはS端子がついていなかった。
これまでMSXやファミコンをテレビに接続するときはS端子を利用していたんだけれど、新しいテレビではコンポジットを利用しなければならなくなった。
これが画質が悪くて非常につらい。

ということで、これまた昨年11月にebayでSCARTからHDMIに変換するアダプターを買ってみた。
と、これがまさかの不着→返金。

ついてないなぁ、と思っていたら最近サンコーレアモノショップで同等品を扱い始めた。
このアダプタ、ずっと売り切れだったのだけどやっと購入できたのでいろいろ試してみた。

SCART-HDMI変換アダプタ

まず、販売ページのレビューにあるように、16ピンを75Ω抵抗を通してVCCに接続。
16ピンの細工をしないとRGB→HDMI変換ではなく、20ピンからのコンポジット→HDMI変換になり画質が著しく劣化するので注意。
SCART-HDMI変換アダプタ 内部
※Ys信号のある機器(MSXもそうだけど)から接続する場合は16ピンにYs接続するだけでいいような気がする。

RGB21からSCARTへの変換ケーブルは別途作成。このケーブル側でSCARTの8ピンをGNDに落としておく。ピンアサインはWikiなどを参考に。

この状態で家庭用テレビ(Panasonic TH49-DX600)に接続したのが下の画像。
SCART-HDMI変換アダプタ FC
SCART-HDMI変換アダプタ MSX
どうも、右側が少し欠けてしまうみたい。(実用上そんなに困らなそうだけど)

テレビ側の画面モードがオートだと16:9のフル表示になってしまったけど、画面モードをノーマルにしたところ4:3表示されるようになった。
このテレビでは1080p/720pのみ表示可能で1280x1024、1024x768、800x600は表示できなかった。

、今度はPCモニタ(RDT-241WEX)にHDMI→DVI変換を通して接続してみたのが下画像。
SCART-HDMI変換アダプタ PCモニタ
こちらは1280x1024のドットバイドット。
アスペクト比固定にすれば4:3のまま拡大表示もできるけど、拡大するとちょっとにじみが気になった。
(これはモニタ側の問題)

うん、すごくコストパフォーマンスがいいおもちゃだ。