猫の手リモコン その22018年05月06日 22:49


猫の手リモコン

前エントリで単6電池ならスーパーファミコンのコントローラに内蔵できるかも、と書いていたけど、やってみたら案外簡単にできた。

以下方法
※注意:いろいろ保証外の利用方法です。電池のショート等発火の危険性もあります。あくまで自己責任の範疇でお願いします。

まず、手元に単6電池が1本だけあったので、試しに猫の手化したSFCコントローラーの中に入れて蓋を閉じてみた。
コントローラーの下部なら厚みが丁度よく入るみたい。
蓋をして軽く振っても動く音がしない。(単6電池は直径約8mm)
電源として利用する場合、電池ボックスも内蔵しなければならないが、裸電池でぴったりの空間のようなので、電池ボックススペースを確保するのは難しそう。
逆に言えば配線ができれば行けそうな感じがするけど、まさか直接電池にはんだ付けするわけにもいかないよな、と色々調べていたら、9V電池を分解すると6本の単6電池を入手でき、かつその単6電池はタブ付である、という情報を得た。

で、近所のダイソーで9V電池を購入、すぐさまばらして中から取り出した6本の単6型電池から2本利用して作ったのが画像の状態。
電池をこの位置に配置するとぴったり収まる模様。
電池のマイナス側と猫の手基板の位置が近くショートの危険があるため、電池側の端子をホットボンドで絶縁した。

この位置で電池を内蔵すると十字キー側に重心が傾くかと思ったけど、思ったよりは真ん中からずれていない。
また、とりあえずゲームを数分試したけど問題なく利用できる模様。

注意事項及び反省点。
・そもそも9V電池分解の際に危険が伴う(注意しないとショートする)
・取り出した電池は極性が記されていないので都度テスターで確認の必要あり。
・今回はタブがあるからと安易に配線をはんだ付けしてしまったけど、タブの長さは短いので安全とはいいがたい。やはりはんだ付け以外の方法を考えたい。
・配線をはんだ付けしてしまったので電池交換が面倒。
・液漏れすると猫の手基板含めて全滅しそう。通常市販されている電池より外装が簡略化されているから耐久性とか悪いだろうし。

ということで、普通の市販単6電池を内蔵できるような方法を考えたいところ。
→SFCのコントローラーではなく、PSのコントローラーなら単6電池ボックス内蔵するスペース確保できるかな?、SFCは3V(電池2本)、PSは4.5V(電池3本)だからスペースは多く必要だけど、PSコントローラーはそもそもサイズが大きい。
今度ハードオフに行ったらそこそこ程度の良いPSコントローラー探して分解してみよう。

単6電池ボックスは千石電商で取り扱いがある模様。
こっちも試しに買っておきたい。

猫の手リモコン2018年05月04日 16:56

スーパーファミコンのコントローラーを、MSX(ATARI仕様)/ファミコンのコードレスコントローラー化する猫の手リモコンキットを購入してみた。
にがさんが開発した同人キットで、上記リンクの家電のケンちゃんで頒布中。
シリーズとして、
1号:MSX用受信機
2号:MSX等のジョイスティック/パッドを無改造で無線化するBox
3号b:スーパーファミコンコントローラー用送信機(組み込み用)
3号c:プレイステーションコントローラー用送信機(組み込み用)
4号:ファミコン用受信機

がラインナップされている。

購入したのは1号、3号b、4号。

猫の手3b
組み込み自体は30分程度で完了。
元のケーブル用端子を外すのが一番時間かかった。

説明書には電源用のワイヤー穴を1.5mm x2で穴開けと指示があったが、手元にそんなに細いドリルはないので2mmの穴を1つ開けて線2本ともそこに通している。
LEDの位置合わせは不要だった。

猫の手3b
電池ケースはできれば内臓にしたいけど、スペース的に無理。
単6電池とか使えばどうにかなる?

送信機と受信機は赤外線通信との事だけど、操作感は上々。
かなり快適にゲームができた。

…が、久々にプレイしたエルギーザの封印(MSX2)はすぐにはまってしまった。
完全に攻略手順忘れてる…

cblsrv+iMPACTでCPLDに書き込み2018年03月19日 21:00

FT2232D+cblsrv-0.1_ft2232_r4804+iMPACT10.1でのCPLDへの書き込み

FT2232Dの書き込み機をUSBに接続、JTAGをデバイスに正しく接続し、
>cblsrv -c amontec -p 50000
cblsrvの起動
cblsrv
-pオプションはポート番号。
利用していないポートを指定。ローカル通信だからあまり気にしなくていいけど、ファイヤーウォールでブロックしていないかも注意。

cblsrv起動後、iMPACTを起動。
iMPACT_01
[Output]-[Cable Setup]より、ケーブルを選択

iMPACT_02
iMPACT_03
Communication  ModeをParallel III、
Cable LocationをRemote
HostNameをlocalhost:50000
に設定。

iMPACT_04
 recv() failed: 10053
とか出るし、動作がかなり重くなるけど気にせずに、
右側ペインをダブルクリックして[Add Xinlinx Device]よりjedファイルを選択

iMPACT_05


iMPACT_06
デバイスが表示されたら右クリックで[Program]を実行

iMPACT_09


iMPACT_10
プログレスバーが100%までいったら書き込み完了

iMPACT_11

書き込み終了後は、[Output]-[Cable Disconnect]でケーブル切断した後、CTRL+Cでcblsrv を終了。
ケーブル切断せずにcblsrv終了するとiMPACTがクラッシュするので注意。

以上。

FT2232DによるCPLD書き込み2018年03月18日 23:44


FT2232D
購入したXC9572XLの評価ボードだけど、Xilinxのダウンロードケーブルは持っていないので
こちらを参考に作ってみた。

完全な互換品ではなく、cblsrv_ft2232というプログラム経由で利用するもの。

注意点は利用できるiMPACTのバージョンに制約がある点(うちでは10.1ではOKだけど、11.1と14.7ではうまく動かなかった)位かな?
ドライバはOS(Win7x64)標準で認識したのでUSBに接続してcblsrv起動->iMPACT起動であっさり認識して書き込みができた。

回路図は上記ページの通りだけど、一応レギュレーターで3.3V生成してFT2232DのVCCIOAとJTAGのVCCに入れてみた。
※XC9572XLは3.3Vだけど、IOは5V対応なので、あまり気にしなくてもいいんだろうけど。

2.5Vとか1.8Vのデバイス利用するにはもう一工夫必要だけど、そこまでやるなら安い互換ケーブル買った方がいいかも。

以下、配線図
ft2232d_iMPACT_2
ft2232d_iMPACT_3

抵抗は100Ω
セラミックコンデンサは0.1μF
電解コンデンサは35v 47μF
レギュレーターは以前買ったTA48M033Fを利用した。

Xilinx XC9572XL2018年03月18日 23:24


XC9572XL
XilinxのCPLD、XC9572XLを使用した評価ボード。
ebayでや送料無料で安かったので購入してみた。
2/28購入で3/16着。まあこんなもんだろう。

国内では日昇テクノロジで取り扱いがある模様。

このボード、XC9572XLのすべての端子がピンヘッダに接続されているのでいろいろ試すのに都合よさそう。
注意点は、
31~34ピンはLEDに接続されているのでピンヘッダ利用する場合にはジャンパを外すこと。
標準ではボード上に用意されているオシレータよりクロック供給されているので外部供給するにはR9を外すこと
ピンヘッダがボード表面につけられているのでブレッドボードで使い辛い。
JTAGの配列はAltera仕様

位かな。
写真はピンヘッダ除去済み。
裏面に付け直し予定。

購入時にはLEDを点滅させるファームが書き込まれていた。
多分日昇テクノロジのところにあるサンプルと同等のもの。