EL1883 その22015年08月19日 23:50

PS2用のマルチAVコネクタ用のケーブルを手に入れたので、前述の自作同期分離回路+LCD-8000Vに接続してみた。
以下チップごとの同期分離の結果。

EL1883単体EL1883+74HC221LM1881N+74HC221
MSX(A1ST)
FC(NESRGB)
SFC×
PS2new!××

PS2はEL1883+LCD-8000Vでは全く画面が映らなかった。
今のところLM1881N+74HC221で同期分離するのが一番安定して利用できている。

ただし、画面は表示できているもののPS2のゲームは画面がちらついて実用に耐えない。
同じPS2本体でもPSのゲームなら結構くっきり表示されているのだけれど…

SFRM72-FU-DL2015年06月22日 22:35


SFRM72-FU-DL

Floppy Disk Drive Emulator SFRM72-FU-DLを買ってみた。
USBメモリ利用の2DD専用のフロッピーディスクエミュレーター。
もちろんMSXで利用してみるのが目的。

HBD-F1のドライブと交換してみた。
出荷時設定のジャンパで34ピンのReadyが有効になっていた為、そのまま置き換えで利用できた。

ただし、利用方法にはちょっと癖がある。

まず、SFRM72-FU-DLは2つの動作モード
①ファイルモード
②イメージモード
を持っている。

ファイルモードを使うときはUSBのルートフォルダとフォルダ001~999を仮想的にフロッピーとして扱う。
イメージモードのときはフォルダIMG720内に作成したフロッピーイメージ000.IMG~099.IMGをフロッピーとして扱う。

こんな感じ。
[ルート]
  |
    +[001]
    +[003]
    +[002]
    :
    +[IMG720]


で、具体的な使い方なんだけど
1.USBを刺さずに、2つのボタンで利用したいフォルダorイメージを指定する
  右ボタン→1の位、左ボタン→10の位、ボタン両押し→100の位
  ※100の位をbにするとイメージモード
  [000]指定でUSBのルートフォルダを指定
  [001]~[999]指定でそれぞれのフォルダを指定
  [b00]~[b99]でIMG720フォルダ内の000.IMG~099.IMGを指定

2.数字を指定したらUSBを差し込む
3.右ボタンを押す。すると表示がd0になり、USBの指定の箇所から本体メモリにデータがコピーされる

これでようやくPCから仮想フロッピーにアクセスできる。
つまり、USBメモリ内のファイル/フロッピーイメージにPCは直接アクセスできず、常にSFRM72-FU-DLの内蔵メモリにアクセスするという仕組みらしい。
で、その内蔵メモリ内のファイルを更新した場合は

4.USBを刺したまま左ボタンを押す。すると表示がd2になり本体からUSBにデータがコピーされる。

USBメモリを刺した状態では数字は動かせずUSBと本体間でのデータコピーしかできなくなっているので間違えてイメージを上書きすることはなさそう。

ちょっと操作がめんどくさいけど、ファイルモードを利用すればWindows機と直接ファイルのやり取りができるし、イメージモードを利用するとMSX-DOSフォーマット以外のフロッピーも普通に利用できる模様。
※エミュレーターで作成したイメージファイルをそのまま実機で利用可能。

付属CD内のユーティリティは不要だった。
USBを特殊フォーマットするソフトが入っていたけど、どうも別バージョン製品(SRFM72-TU100K?)で利用するのではないかと思う。

2015/7/10:ちょっと修正

LCD-8000VとMSX2015年06月21日 22:14


LCD-8000V
LCD-8000Vを購入してみた。

噂で15Khz入力に対応していると聞いたので、MSX(A1ST)での利用に挑戦。

このモニタ、15kHzの入力には追従できるんだけど、MSXの複合同期信号(C-Sync)には対応していないので同期分離(C-Sync→H-Sync&V-Sync)を行ってやる必要がある。
同期分離はマイコンソフトのXRGBかXSYNC-1で実現可能みたいだけど、ちょっと高い。
そこで、自分で作成してみることに。

幸い、FDD交換の時に参考にさせていただいた試運転の資料館さんにそのままズバリの同期分離回路の回路図が掲載されていたのでそれを利用することに。

で、作ってみたのがこれ。
同期分離回路
LM1881Nと74HC221で構成している結構簡単な回路。
ただし、当初は全く画面が映らない、もしくは映ってもすぐ消えてしまう不安定な状態だった。

試しに電源ラインにコンデンサ(0.1uF)&+5Vラインにダイオード(こっちは逆流防止目的)入れてみたら安定した。電源からのノイズに弱いのかな?
※事実、家にある何かに付属していたACアダプタの中には全く画面が映らないものもある。電圧はぴったり5Vなんだけどなぁ…

外観はこちら。
同期分離回路 外観

側面にはステレオピンジャック用の音声出力端子を付けてみた。
もっとも、MSXのRGB出力に来ている音声はモノラルなのでLR両方同じ音を出力したなんちゃってステレオになっている。

電源はMSXのジョイスティックポートもしくは適当な危機のUSB端子からの給電を想定。
LCD-8000VもUSB給電なのでUSB2口つきのACアダプタ利用でよさそうな感じ。

LCD-8000V MSX
こんな感じでゲームもきちんと表示できている。
結構きれいに表示されているので十分満足できる。

これでリビングのテレビを専有せずにMSXをいじれる。

FNW-3600-TX2015年05月10日 12:31


FNW-3600-TX

PC9821Na13用にハードオフで購入。
108円。
カードのみのジャンク品なのでこんなもん。

アレイドテレシスのLA-PCM-Tと同じく、こちらもMS-DOS用のパケットドライバ付属なのでDOSからLANが利用できることを期待したんだけど、これがどうにもうまく動かない。

具体的にはパケットドライバ起動した際にIOアドレスの認識に失敗しているみたい。
で、これが本体付属のPCCARDサービス利用してもカード付属のダイレクトイネーブラ利用してもダメときた。

何か手はないかといろいろ探してみると、NE2000互換カード用の汎用イネーブラ&パケットドライバなるものを発見。

IRQ=10、IO=0X300で無事認識。
MS-DOS上からTEENでFTP接続が可能になった。

※100Base-TXといってもしょせんPCMCIAなので10Baseと比べてそこまで速度が出るわけではない。気分の問題。






PC-9821Na13 その32015年04月19日 23:01


la-pcm-t

アレイドテレシスのLA-PCM-T
10MbpsのLANカード。

他にIOデータのEXT-PCM(こちらは100Mbps対応)も持っているけど、今回9821Na13にはこちらを利用。
このカード、MS-DOS用のパケットドライバ持ってるから、MS-DOSからEtherNETが利用できる。
とりあえず、TEENとKFTPでFTPクライアントを構築。
これでサーバーとのデータのやり取りができる。

あとはファイラーか…

昔はFDだったんだけど、何か別のものを使ってみようか。