LCD-8000VとMSX2015年06月21日 22:14


LCD-8000V
LCD-8000Vを購入してみた。

噂で15Khz入力に対応していると聞いたので、MSX(A1ST)での利用に挑戦。

このモニタ、15kHzの入力には追従できるんだけど、MSXの複合同期信号(C-Sync)には対応していないので同期分離(C-Sync→H-Sync&V-Sync)を行ってやる必要がある。
同期分離はマイコンソフトのXRGBかXSYNC-1で実現可能みたいだけど、ちょっと高い。
そこで、自分で作成してみることに。

幸い、FDD交換の時に参考にさせていただいた試運転の資料館さんにそのままズバリの同期分離回路の回路図が掲載されていたのでそれを利用することに。

で、作ってみたのがこれ。
同期分離回路
LM1881Nと74HC221で構成している結構簡単な回路。
ただし、当初は全く画面が映らない、もしくは映ってもすぐ消えてしまう不安定な状態だった。

試しに電源ラインにコンデンサ(0.1uF)&+5Vラインにダイオード(こっちは逆流防止目的)入れてみたら安定した。電源からのノイズに弱いのかな?
※事実、家にある何かに付属していたACアダプタの中には全く画面が映らないものもある。電圧はぴったり5Vなんだけどなぁ…

外観はこちら。
同期分離回路 外観

側面にはステレオピンジャック用の音声出力端子を付けてみた。
もっとも、MSXのRGB出力に来ている音声はモノラルなのでLR両方同じ音を出力したなんちゃってステレオになっている。

電源はMSXのジョイスティックポートもしくは適当な危機のUSB端子からの給電を想定。
LCD-8000VもUSB給電なのでUSB2口つきのACアダプタ利用でよさそうな感じ。

LCD-8000V MSX
こんな感じでゲームもきちんと表示できている。
結構きれいに表示されているので十分満足できる。

これでリビングのテレビを専有せずにMSXをいじれる。

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